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思いは雲のように
徒然なるままに

このページは、小佐野哲二がちょっと考えた事・思った事・出会った事・した事などをメモ程度に書きつづるものです。
MEMO

2023年3月27日「願いは叶うのかな?」

 展示会を1つ終え、まあ、今日はゆっくり・・・。と言っても頭の中は次の5月10日からの展示会の事と、ゲストハウス水周り小屋の事です。気になるのは次の土日の天気。現在、床・4枚の壁の木組みは終了して、それを組み屋根、そして先日届いたユニットバスの組み立てをその日に予定していて、友達を3人頼んでいるのです。この日天気には、どうしてもなって欲しいのです。と、天気予報を見ていると、雨天気予報は何と曇り晴れに変わりました。降水確率の数値もかなり下がり・・・。願いは叶うのかな〜。と言う事で、もう一度図面の細部を書き直して必要部材を買い揃えておかなければね。

2023年3月26日「川越の展示会最終日です」

 約2週間の展示会最終日。朝8時半に河口湖を出発。10時半には、川越のgallery RooMに到着。早ご飯を食べていると、雨の中を電車に乗って大学時代の友達が来てくれた。彼は鎌倉にも来てくれたりして私の作品を1つずつ見て、「また次の展示会に行くよ。」と行って帰って行きました。
そういう風に私の作品の時間的変化を見て楽しんでくれている友達が居る。さて、次の展示会はどのようにして、彼に見せようかな〜。次は空間作りを楽しもうと思いました。

2023年3月15日「川越のgallery RooMでの展示会始まりました」

 2年振りの展示会です。ここのGalleryのオーナーは、陶芸作家です。もう25年来の作家仲間です。

 

2023年3月11日「東日本震災及び福島第一原発事故から12年目の今日」

 コロナ禍のまだ収まらぬ今日。国際交流の薄くなった影響などによる物価高騰の続く日本ですが、12年前に起きた原発事故のメルトダウンやデブリの取り出しも終わっていず、それらを冷やす為の水処理。そこに生じる汚染された水の問題など、まだまだ解決されていないままに12年が経った。メディアはそれらに関しては、忘れ去られた様に報道をしていない。
せめて、今日ぐらいは、まだ癒えぬ福島の事を考えてみたいと思いました。

ゼロからわかる福島のいま「福島第一原発の廃炉の今」 という2023年2月13日の記事

2023年3月10日「妹からの注文」

 私の妹は、小さい時から日本舞踊をやっている。最近では家元から頼まれて、女子大で日本文化の講師の仕事もする事になったという。4月に東京の国立劇場で日本舞踊の会をやる。そこで招待者への配り物に私の作る「箸置き」をと言う話を貰った。前回河口湖に来た時には、それらを箱に入れる作業をして帰って行った。自然石の石の組み合わせなど送り主に決めて貰おうと思っての作業でした。そして今日は配り物に入れる挨拶文やのしの作成。そしてそれらの印刷。箱への、のし付け作業をしに昨夜来た。挨拶文は事前に貰ったデータをレイアウトして、和紙風の紙に印刷。結構お洒落になった。また、のしは一般的な感じでは無く、チョット可愛い感じにした。とっても気に入ってくれたようだった。依頼主から気に入って貰えると、作り手としてはとても嬉しいものですね。
そうそう、箱の中に入っている石や作者の説明書を忘れていた。という事で大至急制作。何とかそんなに待たさずに印刷出来た。夕方高速バスで帰っていった。

2023年2月27日「ゲストハウス水周り小屋の制作経過報告 ーその2ー」

 4面の壁の骨組みが出来上がった。この後は、慣れた人手を頼んで、棟上げ。何とか2日ぐらいで屋根まで。そして、すぐに壁をやらないと安心できないので、やはり2週間ぐらい時間が取れる時まで大工業は中断して、展示会に向けて作品作りに頭を切り替えよう。という事で、ブルーシートで養生しました。


床の上に4枚の壁組が完成。後はこれを立て、屋根を組む。

人手と2週間ほど時間ができるまで、このまま養生しておくことにする。

2023年2月26日「ゲストハウス水周り小屋の制作経過報告」

  2/23の9時頃息子登場。前日には木材が揃っていたので、すぐに作業開始。
その日は、大引きを廻し、根太を並べて、その間に50mmのウレタンを挟み込み。水道の立ち上げ部は断熱材を廻し、更に下水配管時に残った塩ビパイプをその周りに囲い発泡ウレタンスプレーでその中を固めた。これで、冬場の水道凍結防止は完璧かな?コンパネをその上に敷いてビス留め。途中雨・雪で、2日間共3時には完全に終了状態。これで丸2日掛かった。3日目は、窓枠などの位置の確認などをしながら、北南の壁の骨組みを制作。そして今日、息子がお昼前に帰るとの事。頂いたドアをチェックすると、左吊り手、と言うのはデザイン的に良くないと言うことで、発注。ほの大事な所の墨入れをして息子は帰っていった。その後は私1人での作業。東壁の骨組みを組終えて、5時になり、今日は作業終了。流石に疲れました。後、西壁の骨組みを制作したら、3〜4人ほど手伝いをお願いして、立ち上げ壁を組み立てなければ・・・。
展示会の事も気になるなぁ〜。でも、はやく作ってしまいたいなぁ〜。

2023年2月20日「いよいよ大工仕事開始かな」

 大分春めいてきました。
工房のお庭に黄色い福寿草が目を出し、梅の木には白い花が付き始めました。
空を飛ぶ烏さん、お口に枝を加えて、敷地内の林の高い枝の所に入って行きました。
巣作りの準備ですね。
そんな姿を見いていたら、我が息子から連絡。
「2/23〜26日まで河口湖に行こうと思うけれど何か無い?」
大工仕事には超戦力になる息子です。という事で、いよいよ始めます。
ゲストハウスの水周り小屋の大工仕事。
今日は、今まで書いていた図面から、必要部材の購入数のリスト作成と価格調査。
納期に時間が掛かる物の発注手配をしていました。
明後日には、木品部材の発注や買い付けを行う予定です。

2023年2月11日「雪の翌日」

 昨日は朝から雪が降って、夕方には20cm程降り積もった。
そんな訳で、確定申告の為に領収書の整理をしていました。
そして一夜明けた今日は、快晴。暖かなそして眩しい真っ白い世界。
思わず、カメラを持って撮影しました。


屋根先から
雪解け水が流れ
光っていた

2023年2月1日「旅の駅に出店初日です」

 昨年出来た「旅の駅」の一角にブースを持っている「蕾の家」からこの場所に出店のお話しを頂きました。作家達を集めて1週間ほどでのリレー形式で運営をして行く予定です。その第一弾として、今日から7日迄会場に詰めています。
昨晩雪が降った所為なのか、お客様少ないですね。


木の化石で制作
糸魚川薬石の台とセット

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2023年1月28日「10年に一度の寒波到来とのこと」

 10年に一度の寒波との事。ここ数日間本当に寒かった。外に出るのが嫌になるくらいの寒さ。
22日(日)、中国の黒竜江省モヘ市のジンタオで、朝の気温が-53.0度まで下がり、国内の最低気温記録を更新したとの報道がネット上に有った。流石にそれほどの寒さはここ河口湖にはならなかったけれど、夜中には-13℃となる寒さ。

 とは言っても、2/1〜7日の「旅の駅」への出店の準備などしなければ・・・。
また、3/15からのgallery RooMでの展示会のハガキも届いたので、その準備もですね。
流石に寒いので、建物の方はもう少し暖かくなってから取り掛かるようにします。その部材計算など準備をしておかなければと、遣ることだけは頭の中でグルグル・・・。身体は半冬眠状態です・・。

2023年1月22日「Excelと格闘の一日」

 「旅の駅」の一角に作家達の販売店のお話しを頂き、その運営をして行くに辺り、グループ名を決め、作家仲間への連絡賛同・同意を取る為の連絡。
今日の段階で約10名がメンバーに入ることとなった。
 グループを作れば、仲間の規約やら、会計方法などのルールを決める必要が有ると考え、今日はそれらを遣ることにした。特に、会計に関しては、売上日計表から、それぞれの利益や、施設への支払い、等々発生している条件に対して自動計算をするようにと、Excelで、フォーマットを作成していた。何とか原案が出来た。結局一日かかってしまった。

 左の作品は、以前制作したガラスと小松石とを組み合わせた「静かな月夜」という作品です。先日ギャラリーに飾ったので、今日暗くなってから撮影してみた。

2023年1月21日「河口湖の『旅の駅』でのリレークラフトの店」

 甲府方面から三坂峠を越えて河口湖まで降りてきた所に、昨年「旅の駅」が誕生した。なかなか人が出入りして賑わっている。先日、その中のブースを持っている人から連絡を貰い、彼らが持っているブースで私の作品や私の作家仲間の作品を置いて運営してみないか?との話を頂きました。条件もそんなに悪くは無いので、仲間に話したら、参加したいとの話です。という事で、まとめ役となり、2月から私がトップでスタート。一週間程で次の人に交替するといったリレー形式(1〜3人)の作家のお店をやって行くようになりました。チョット忙しくなりそうですね。
という事で、2月1日から7日までそのブースでお店を開く事になりました。

2023年1月18日「昨日生まれた小松石の女性」

 もう何体も制作してきたこのシリーズ。大分顔が作れるようになった。
でも、まだまだです。
段々面白くなってきました。
 これからも、色々な顔や姿の物を数多く作っていければと思っています。

2023年1月13日「小田原で採石した石で作っています」

 先日小田原の海岸で見つけてきた石達で富士山のペン立て&花器を制作。
その作業は、石をカットし、その部分を磨く。それから、その磨き面に歯医者さんの持っているような手持ちダイヤモンドの歯の付いたルーターで、直接絵を彫り込んでいくのだが、下絵も何も無しで、彫っていく。力を入れすぎると、あれ〜。要らん所に傷を付けてしまう。そうしたらまた、その面を磨き直す。幾つかやってしまった。という作業内容です。絵を描いている時は楽しいのだが疲れますね。10個づつまとめて作業をしていますよ。

2023年1月10日「小田原&真鶴へ石探し&・・・」

 コロナ禍も3年が過ぎた。河口湖には少しずつではあるが、海外からの旅行客が増えて来ている。という事で、彼らが買ってくださる富士山のペン立て&花器やお地蔵さん・ふくろうなどを制作するための石を調達に小田原の海岸に行ってきました。海岸では、釣り人が広い海に糸を投げていた。ヒラメ辺りを狙っているのだろう。
 釣りも好きな私で、今回一応釣り道具を車に積んでいるのですが、私は足元の石ころに夢中。結構歩くが、良い形で作品になる石はそんなに無い。良いな〜と思って手にとってみると結構ヒビが入っていたり、白い斑が大事なところに入っていたり・・・。でも何とか数を集めた。
 小田原の石探しの後は、真鶴に住む私のmacの師匠&友達の所に行き、一緒に食事をしたり溫泉に行ったりして、夜は彼の家に泊めてもらった。
 翌日は、小松石の採石場に年賀挨拶や、昔お世話になっていた石作家仲間の家にお線香をあげに行って奥さまと色々懐かしい話に花を咲かせて、河口湖に戻ったのは夕方5時過ぎでした。
 それにしても、河口湖は寒いですね。小田原辺りから戻るとつくづくそれを感じます。

2023年1月8日「作品の写真撮り」

 3月15日に川越のgalleryRooMでの展示会用のDM作成という事で、昨年の暮れに制作した作品を写真撮り。
 天気が良かったので、庭で正面から撮影してみました。
衣部は、小松石ならではの自然の石錆模様。正面開口部は鑿処理にて白っぽくさせています。顔や髪の毛部はダイヤモンドの歯で細かく彫刻処理しました。

 展示会は美紀との二人展。美紀の作品との組み合わせで案内状を作成します。

2023年1月5日「石の箸置き制作」

 石の箸置きを引き出物に使ってくださりそうなお話しを頂いたので、糸魚川海岸の石で売れ筋のサイズで、変化のある面白い石を、手持ち在庫の石達の中から選び出し、昨日今日と制作していました。

最初の底面カットが総てを決めます。そして、磨きが結構時間かかりますね。それぞれは、4~5cmほどの大きさです。


作業工程は、以下の通りです。
石の底切り→(上面V型カット→曲面化)→底面#600・上曲面#1000まで磨き

2023年1月3日「お正月でも頭の中は14日の準備です」

 1月14日(土)私の工房ギャラリーにて松本一哉氏の音世界の公演がある。
第一部(昼の部)においては、石の姿を見ながら彼の音世界を感応。
第二部(夜の部)は、開演10分後には日没。段々ギャラリーの中が暗くなり、私の石灯りの世界に変化するその中の彼の音世界。
さて、どのようにこのギャラリーを飾ろうかな?

2023年1月2日「木々達は春の準備中です」

 天気の穏やかなお正月です。
空は青く、敷地の木々達は衣を落とし枝達が天にその腕を大きく広げています。
太陽の陽射しは、とても暖かく私達を包んでくれます。
木の枝枝の端を見ると、それぞれに芽を付けています。
陽射しのエネルギーに段々膨らみを大きくしています。
そうやって、木々達は春の準備をしているのでしょう。
鳥たちが木々の間を飛び交い囀り合っています。
そんな生き物達の姿を見ると、何だか優しい気持ちになりました。
 
先ほど、可愛い鳥が居たのに、アングルから消えてしまいました・・・。

2023年1月1日「新年あけましておめでとうございます」 

「一富士、見たか、山ナイス日」
と、昔から言いますね。(あれ〜、微妙に違うような気がしますね)
こちら雲1つ無い天気です。
という事で、皆さまにもお裾分けです。
河口湖寒いから、「笑う門に服着たる」です。


工房の南からの風景です。
キャベツ畑が土だけになりました。
朝は一面霜で真っ白でしたよ。

大きな画にすると、この時期農鳥が出るのは珍しいです。
きっと良い年になることでしょう。

 
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