糸魚川薬石の作品
糸魚川薬石について
糸魚川薬石とは
新潟県の姫川渓谷周辺で、およそ6500万年前の火山噴火により堆積した流紋岩質凝灰岩(りゅうもんがんしつぎょうかいがん)に分類される鉱物です。
天然ラジウム鉱石として微量の放射線を出すため、新潟県糸魚川の地域では、古来よりこの石を患部にあて、怪我や病気の治癒に使われてきました。
それ故、「薬石」という名前で現地では特別視されて来た歴史ある石です。
一般に生活する場所での自然放射線量は、約0.05マイクロシーベルトほどですが、この石はその2倍から10倍程の放射線量を出とされています。この石から放たれる微量の放射線が人体を刺激、活性化させ、生命活動にとって有益であるという考えを放射線ホルミシス効果(注1)といいます。
※注1 放射線ホルミシス現象とは、分子、細胞から個体レベル、さらには疫学データにおよぶ多岐にわたる系で検出されており、 細胞増殖の促進、免疫能の亢進、成長促進などその効果が認められています。
一般的に採取される姫川薬石は、長年にわたり姫川の上流から下流へと下り、一度海へたどり着いた後、打ち返す波で海岸に打ち上げられたものが多いとされており、実際、作者はこれらの原石を糸魚川の海岸で採石し、河口湖の工房に持ち帰って、これらの作品を制作しております。
糸魚川薬石ツボ押し棒
説明 微量の放射線を出すため、健康 促進や怪我・病気等への治癒効 果が期待される糸魚川薬石を、 ツボ押し棒として手に馴染む形 に仕上げました。
◎サイズ
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