磊造の作品購入ページへ
日本の文化は洒落た文化です。
正月飾りに昆布・橙・柿・豆など、それぞれ、
喜ぶ→昆布
掻き集められますように→柿
代々繁栄しますように→橙
まめに働けかすように→豆
と言ってそれらを神棚に飾ります。
最近は玄関に福が来る・苦労知らずと言ってふくろう・人やお金を招くようにと招き猫・無事に帰ってきますようにと蛙・月(ツキ)見てはねるなどと言ってうさぎ、などを飾る人が増えてきているようです。
そんな日本の文化を大切にすべく、私の作品をそのような世界で考え、小話という形で表現してみました。どうぞ、ごらん下さい。
実は、密かにShop磊の営業部長ですから、必死に宣伝をしてくれるのですね。有り難いこってす。 |
小話その6 (食べ物屋の開店・新装開店のお祝いには?) 「熊さん。熊さん。そこの駅のそばにそば屋ができるんよ。あそこ、ワシの友達がサラリーマン辞めて、一生懸命修行にいってたんだが、やっと念願叶って、店出すんだよ。彼、周りから見れば凄く ぅ、どんくさい奴なのにね~。それがそば屋だとよ。ぅどん臭いのにね~。」 「分かった。分かった。うどんがそば屋ね~。そんで~」 「そんな訳で、御祝いを考えているんだが、なんが、ええーかなぁ~。」 「そうだの~・・・。繁盛すると良いのう~。食い物屋が繁盛するとなれば、やっぱ磊造の石だのう。入り口に置いておくと、みんなから言われるぞ~『おいしい(お石良い)』・・・てな。」 「はは~。また一本取られたわい。」 |
小話その5 (入学のお祝には?) 「熊さんや、裏の良坊~ん所の倅、有名校に受かりなさったんだってよ~。んでな・・・その入学の御祝いをと思っているだが、なにがええ?良いもんあっぺが?」 「入学祝いか~・・・そや!だったら、ふくろうや! ・・・ふくろうは学問の神様の使いだかんな。福が来るちゅ~事も言われとるし、御利益有るぞ~」 「んだな!で、どんなのがよか?」 「んだの・・・やっぱ磊造の作品かな。入学岩良い~・・・なんてな。」 |
小話その4 (結婚の記念品は?) 「熊さんや、こんたび、わしんとこんの倅が、嫁貰う事になっただよ。そんでもって、ほら、皆に記念品ちゅうもんを、考えてるだがよ~。なんかおもすれーもんないだかよ~。」 「そうだの~。皆の思い出に残る物んがええべな~。とすれば、磊造の物んが良かねーか?なんせー、皆『オモイデ~』ちゅうくらいだからよ。」 「だけど、磊造のなかの何にしたらよかべ~」 「それなら、石の花器がいいだべ。なんせ~、華の二人を『イカス(活かす)思いで(重いで)』ちゅうくらいだから。」 |
小話その3 (福が早く来るふくろう) 「熊さんや、ふくろうは縁起がいいんだって?でも最近、いろんな種類のふくろうがあるんで目移りしちまちゃうよ~。どのふくろうが一番縁起がいいんだ~?」 「八っぁんや~、石のふくろうに決まってるつ~もんよ!何でも福が一番早く来るんだってよ~。」 「なんでや~。」 「なんせ、福が『ストーン』で来るつーくらいだからよ~。」 |
小話その2 (赤ちゃんの出来たの人へのプレゼント) 「熊さん、熊さん、裏の長屋の留吉つぁん所の女将さんがよう。赤ん坊が出来たんだってよう。何かプレゼントしようと思うんだが、何んにがよかんべぇ~。」 「八っぁんや、磊造の所の、真鶴海岸の石で作ったふくろうがよかんべな~。」 「なんでや~。ふくろうは、縁起が良いと聞いているだが、それが何で真鶴の石のふくろうなんだ~。」 「なんせ、その石は、安山岩(安産願)だからよ~。」 |
小話その1 (思いが伝わる贈り物)「熊さん、熊さん、裏の長屋の留吉つぁんが、転勤が決まり、遠くにいっちまうんだってよ~。何かプレゼントしようと思うんだが、何んにがよかんべぇ~。」 「八つあんや~。磊造の所で、石の作品を贈ってくれるんだってよ。」 「石の贈り物って、喜ばれるのかな~」 「そりゃ~、喜ばれるに決まってるだよ。何でも、石だけに『おもいが』伝わるから。」 |