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思いは雲のように
徒然なるままに

このページは、小佐野哲二がちょっと考えた事・思った事・出会った事・した事などをメモ程度に書きつづるものです。
MEMO

2017年12月20日「ふくろうペンダント制作」

 毎年この時期になると私の作る鉄丸石のふくろうを注文して頂く会社がある。その会社は、私の作るふくろうの底に文字を彫り入れてイベントトロフィーとして使ってくれている。文字入れは私の手書き文字です。その会社から今年も鉄丸石の注文が入った。そのなことも有り、ここ最近は鉄丸石でふくろうを作っていた。
制作していると、底切りなどで残った石で形が良い物がたまに出る。それらが溜まったので、昨日はふくろうのペンダントを制作していた。今回は極力ペンダントの紐が横に入るように穴を開けるようにした。5羽はそのようにした。
 右上の子参照です。上の真ん中の子は薄くて無理だったので、上からピン穴を開けて金属を入れ込む形にしました。

 久し振りのふくろうペンダント作り。夜8時までかかってしまった。
これをやると必ずといって良いほど左指をやってしまう。昨日も人差し指を擦ってしまった。血はホンノリ滲み出る程の擦り傷だが、結構水が浸みるんですね。考えて見れば、左手にこの子達を持って、回転工具を回しているので、磨きが進むとチョット滑るのです。で、やってしまうのですね・・・。

 1/4からの展示会準備は着々と進んでいます。

 

2017年12月5日「展示会も終わり・・・」

 展示会イベントも静かな内に終わり、次の展示会に向けての準備に・・・。
と言う事で、来年1月に横浜そごうで行う展示会のDM作りと言うより、作品作りを手がけていたのでそれを何とかまとめ上げ案内状件年賀状にしました。その間、他の人の案内状やチラシなどの制作。やっと解放されたので、12月の2日には東京で小学校時代の仲間との忘年会。3日はメガネ作りなどお買い物(私は仕事柄結構メガネが傷つくので頻繁に作り替えています)。翌日は5月に一ヶ月私の展示会をすることになった川越のギャラリー下見から、FBで友達になった福田さんの写真展へ。川越のギャラリーは作家仲間が今年10月より運営するようになったギャラリーで、ちょうど知り合いの展示会中だったので、それを見るのも楽しみだった。ギャラリー自体はとっても明るくて感じの良い空間でした。5月が楽しみです。
在廊中に作家さんがあらわれ、またお話しが弾みました。帰りに彼の作品の1つを購入。
 友達の展示会に行ったときには、必ず何かを購入する事にしている。物作りを生業にしているのだからそこに少しでも協力するのが、友達としての心遣い。でも、私の手が届かない金額しか無い場合には御菓子などを持って行く。そういう思いから、私の展示会にも購入しやすい物も置くようにしています。最近は100円の絵はがきも置いています。と言う事で、今回は右の作品をゲットしました。チョット意地悪っぽくて可愛いでしょ。粘土と流木・真鍮を組み合わせた作品です。で、このスタジオは写真家の展示会会場。初日の夜なので、懇親会の時にみんなに披露していました。

 

2017年11月22日「展示会も半ばです」

 今まで制作した作品達が、落ち着いたギャラリーの中で、1つ1つ懐かしい制作時代のその時の事を思い出させてくれる。
静かなギターの音が、何故だか自分の心をマッタリとさせてくれている。
いつ来るのか解らないお客さんを待ちながら・・・、今は暖かなギャラリーで、PCを持ち込み、夕暮れの時間を過ごしています。
外は昨日とは打って変わって寒い霧雨の夕暮れ。

大理石で彫刻をしてみました。
大理石は割に柔らかく
また、チョット磨いても結構艶が出ました。


「鏡の中の幻影風景」
熔岩の洞窟をイメージして制作


「雲に浮かぶ少女」とウサギ
楠の彫り出し・彩色です。


真鶴の石の灯りと、木の女の子

 

2017年11月18日「工房展が始まりました」

 冷たい小雨の朝。今年最後のイベントである工房展が始まりました。今まで花器を中心に飾っておいたギャラリーを「石の灯りと人形」と題して、美紀の木のお人形と私の最近制作している石の人物像をそれぞれ石の灯りと組み合わせた感じでレイアウト。何とか綺麗に飾れたのかな?此処に静かな音楽を流して、お部屋を温かくして、お客さんの来るのを待ちます。
今回は、消費税全品サービスで、石の灯りは30%offといったおまけ付きです。

 河口湖町では、今月23日まで「もみじ祭」開催中。富士山もホンノリ白化粧をして、皆様のお越しをお待ちしております。秋の行楽を兼ねて是非お出かけください。

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2017年11月14日「展示会の準備に集中したいのですが・・・」

 18日からの工房での展示会。あと4日。と言う事で今日は工房ギャラリーのイメージ作り。今まであった花器などを置いてある西側中央の台に飾っていた水盤や花器などを片付けて、そこに先日購入した黒御影の40cm角の石板を敷き、一部に灯りと人形をディスプレーしてみた。美紀の木の人形と石灯りの世界の以外に今まで作りかけていた石の人物の世界も入れたくなり、急遽手がけていた女性像を完成させるべく作業開始した。そんな事を再開したら、時間が・・・・・。こういうときに限り、色々な事が重なる。以前「テッチャン、耕耘機が壊れて修理に出したんだけれど、その修理屋さんの所からオイル部のパッキが入手できないのので直ってこない」という友達の話を聞いたときに「だったらパッキを作るしか無いね」と言っておいた。そしたら、今日彼が来て「パッキを作って」と言ってきた。「いつまでに?」「今日お願い」だって・・・。直ぐにNetで色々調べたら、シーリング材で良いのがありそうなので、「これを買って、パッキ部分にこれを塗って、組み立てて一日おけばシーリング材が固まるから、そうしたら良いよ」とアドバイス。「頼む、やって・・・」との事、明日まず、預けている所に一緒に行くことになりそうですね。そして、極力その修理屋さんにそれをやって貰うように話を持っていかねば・・・。
夕方は、以前頼まれて出席した富士吉田のイベントに関する会議に顔を出す連絡が入った(すっかり忘れていた)と言う事で、夕方から夜9時までその会に出席した。少し富士吉田のことを勉強しなければ、と思った。明日から展示会のことに集中したい・・・。

2017年11月12日「今月は紅葉祭りのクラフト展に参加しました」

 河口湖の木々は大分色付き観光客は世界中から来ています。
と言う事で、今月は1日から8日まで陶芸家の山門さんと一緒に、
3mx3mのテントでの展示ブース販売をしました。
結構二人は気が合ってそれなりに売上も有り
(まあ、こんな物か?といった感じですが)
楽しい時間を過ごしました。
この世界の作家仲間は、本当に気ままな物作りの世界が有ります。
チョット面白い感じの世界。そんな物作り作家さん達との会話も楽しみました。
紅葉祭りは23日までの期間みんな頑張っています。
私は今月18日から25日まで自分のギャラリーでの展示会を企画したので、
私達はその1/3の期間だけの参加でした。

紅葉祭りを終えた私は、気になる事をやる数日。その中には、町田の家に行ったり、イワキの義姉の墓参りなど、時間は過ぎ去りました。これから工房展の準備です。頑張ろう〜!

2017年10月27日「倉庫の壁の貼り替えを終わりました」

 以前から倉庫が朽ちかけていたので、壁を張り替えようかなと言ったら、友達から彼が集めた外壁材を貰う事が出来た。サイズ・色バラバラのサイディング材。それを張るべく下の息子に一緒にと、以前から頼んでいた。お互いの都合が付く日を決め今回に到った。
 今回25・26日の予定で息子がバイクで登場!25日雨だったので、その日は、友達の購入したPCの設定と友達にレクチャーをして他に私の所の包丁研ぎ。切れ味変わった。そして、昨日と今日の半日は倉庫の壁貼り作業。結構良い感じに仕上がった。流石職人!と、少し頼もしくなった息子に感謝!でした。

 お昼頃、倉庫の壁を貼り終えた下の息子は「じゃあ俺帰る。昼は途中で旨いもの食って行くから・・・」
と言ってバイクで帰っていった。
そんな訳で、こんな感じの外壁になりました。材料もほぼピッタリの量で貰った物がほぼ無くなった状態でした。後は出入りの扉のペンキ塗りが残っていますね。

 次はこの倉庫の屋根の張り替えかな?12月を考えているのですが・・・。
その時には友達も頼んで、今ある屋根の取り外しと合板張り→屋根用アスファルトシート張りを一日でやらなければね。まあ、自分を含めて4人は必要かな?と、まだまだやること山積です。

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2017年10月24日「親知らずを抜く」

 今年の春、近所の歯医者に通っていたときに、「この親知らず抜いた方が良いですよ」と言われていた。その時から虫歯があった。
時間が経って、その虫歯が進行し、少し浸みるようになった。流石にもうそろそろ歯医者に行かねば・・・。
と言う事で、昨日予約をして、今日いよいよそれを抜く事になった。
先生曰く、「まあ、30分ほどで、麻酔が効いているからあっという間ですよ。麻酔が切れて、少しズキズキするぐらいですよ」
そう言われても、ドキドキ状態で椅子に座った。
 麻酔注射で作業が始まり、先生とお付きの女性は一生懸命に私の口の中にその全神経を集中している。
作業が進み、暫くすると、激痛が走り始めた。麻酔を打ったはずなのに・・・・。
私の反応に、先生「痛いですか」。痛いよ〜〜〜、と頭を少し動かす。
「もう少しこの奥に麻酔をします」と、その作業を止めて麻酔注射。その注射は結構痛い!まあ、でもこれで作業の痛さからは解放されるのだから・・・。
しばらくは激痛が緩和された。でも、少ししたらまた激痛が、「結構虫歯で腫れていたんですね。もう少し麻酔打ちます」と・・・。
「始まった以上途中でやめるわけにはいかないんだから、最後まで頑張らなければ・・・。これは痛いと言わないんだ、これは夢なんだ・・・。我慢我慢」と言い聞かせている自分が居ました。作業が終わり先生から「はい終了しました。止血するまでしばらくそこで休んでいてください」と言われたときには。本当に「あ〜。やっと終わった。この痛さから解放された・・・・・」と思ういながら止血を待った。暫くして止血の確認をして貰い「先生ありがとうございました」とチョット涙目で、痺れた口でお礼を言ってその席を立ちました。

2017年10月14日「義姉との別れ」

 色々有った。
 5日は義姉の火葬というので、イワキまで前の日に家族四人で出かけた。もう何も言わないで冷たくなってしまった 義姉の姿に何度となく涙し、骨となってしまった義姉の骨を拾い骨壺に収め、その場から一端家に戻った。
 葬儀まで時間があるので、本業の石の作品作りの為の石探し。糸魚川に行ったり、写真家の友達から言われ、河口湖の近くのギャラリーの展示会に、急遽参加する為に作品を搬入したり、依頼されていたチラシのデータが届いていたので、それらを制作していたりと何だか心ここに有らずだが何とかこなして今日に到った。
今日は、朝早く河口湖を出て町田に寄り、上の子の車に乗り換えて下の子の運転で、家族4人イワキに向かって車を走らせた。
お昼過ぎに、美紀の実家近くのラーメン屋さんで昼食。「ラーメンとソースカツ丼」何て言うボリュームの有る物を食べてしまった。凄く旨かった!チョット食べすぎかな?
実家でくつろいでいる義兄達に挨拶をするが、やはり義姉の笑顔が無いのは寂しい・・・・!!
お通夜では、前の親族席に座り、いや、殆ど立ってご焼香の人たちの挨拶に答え頭を下げる。その間中、色々な事が頭の中で騒いでいた。
「人は色々な人に出会うために人生を過ごす。でも、出会えば何処かで必ず別れがある。多くの人と出会えば出会うほど、親しくなればなるほどその別れは辛くなる物なんだ。それは、出会った事が生みだす最終ステージなんだ・・・。必ずそれは生じる物なんだ。」と、改めて実感した・・・。
義姉の御霊を思いながら・・。

2017年10月3日「祈りの像を彫った」

 9月2日から26日までの長期展示会も終了しました。
日本からの持ち出しに対して重量が気になる海外からのお客さんや、価格もお手頃な小さい花器など小物が結構動きましたので、その石を探しに行くべく企画していた石探しの旅。
 その1はまず、暫くご無沙汰していた町田の家に27日に戻り家族との団らん。そして、真鶴や小田原の海岸ので、梟や女性達の姿をそこにある石の中に見つけ持ち帰り。小松石をと思い、山に入るがそこには大きくかわり何も見つからず、暫く小松石は期待できない。しょぼんとして河口湖に戻った。次の石探しは、糸魚川です。
 1日の夜中に出発して2日の朝早くから糸魚川の海岸で石探しと思って準備していたら、一本の電話が美紀の携帯に入った。「義姉が亡くなった」未だに信じられない。予定を変更。10/5に火葬。15日に告別式だそうです。そんな訳で、義姉の事を思いながら「祈りの女性」を彫っていました。先日小田原の海岸で見つけた石で・・・。

 
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