6月の日記

二人の気まぐれ日記(近況報告)

 美紀  2004.6.30  風が軽い・・・

 昨日、お陰様で松坂屋での展示会が無事終わり今日は一日のんびり・・・と言いたい所ですが、不思議な事に展示会中ずっと立ちっぱなしのせいか体力がつき、割りと元気に過ごせるので、家の片付けなど難無く出来てしまうところが嬉しい。開放感も手伝って幸せな気分。勿論主人は山梨!(汝・怒る事なかれ・・・)

 展示会の後、親しくなった輪島塗の作家さんのお店(ニューオータニの地下)に主人の明かりを置いてもらう事になったので行く事になりました。そのお店では、ため息の出る程の品物を店主の説明付きで鑑賞する事に。ホントに「良いもの」ってあるのだなぁ・・・とつくづく思いました。

 それと、輪島塗の作品ではないのですが、目を引かれたものがありました。「鷺草」。流木に咲くれんげ草が「紙」だと知り、えっえっえ〜〜〜え?それじゃぁこの鷺草も?・・・繊細な作り、でも勢いのある様は本当によく見ないと「ほんもの」と間違えてしまいそう。ん〜〜〜〜〜思わず唸ってしまいました。

 美紀  2004.6.26  藍染め体験

 徳島で藍の染料を造っている人とお話する機会がありました。藍染めの製品を展示しているのですが、その染料を造っている人は日本に3人しかいないのだそうです。 

 ですから彼の造った染料は日本中に行くのです。彼が教えた人1800人あまり、弟子入りして5年間はその染料に「御機嫌伺い」をするべく毎日舐めて舌で感じる感触を会得させるとのこと。他の染料と違うところは「生きて」いる事。「お腹」が空いているような時にはお酒を「飲ませたり」ブドウ糖をあげたりする事などなど、私の知らなかったお話ばかりです。

 今回、幸運な事に「藍染め」を体験する事に。Tシャツに絞りを入れて染めてみました。「生き」ているのでブクブクとした独特の匂いのする染料に最初は長めに空気に触れないように、2回3回と漬けると濃くなるそうです、が長く漬け過ぎると脱色してしまうのが他の染料と異なるところ。10秒位がベストです。空気に触れさせるようにしてよく揉むと深い藍色になります。そして水洗い。色が落ちますが手には付きません。私は欲張って長く漬け過ぎたので色むらが少し。愛嬌と思う事に。

 発酵が十分でないと漬けても真っ白になるそうです。「紺屋の白袴」(これは飛び散った藍で発酵の具合を確かめたりと色々な解釈があるようです)「紺屋の明後日待て」・・・なるほどと思いました。

 ・・・なんだかあまりにも松坂屋さんのスタッフの皆さんが心優しく、さり気ない気遣いが言葉の端々にもとても暖かく感じられて・・・いい雰囲気の中無事に今日も終了。展示会でこのような体験が出来るとは思っていなかったのですが、絞りを作るのも結構面白く、出来上がったTシャツはもう宝物に近いものとなりました。

 美紀  2004.6.24  〜29迄

 昨日から銀座松坂屋7Fでの展示会に参加しています。22日が誕生日なのと偶然なのですが横浜での同窓生との飲み会が搬入と重なってしまったので、29日迄の売り上げは私の「へそくり」にと交渉成立。・・・頑張ってます。

 今回は土曜迄私がお店に立ち、日、月、それと火曜の夕方に主人が松坂屋に行く予定です。毎回、どんな人達と出会えるかなぁと、それも楽しみの展示会です。

 今回は、作家さんの中に「キラリ」と光る作品を創る人を見つけました。まだまだ若いので何かやってくれそうな期待を持ってしまいました。彼女自身は「素敵な人」がいないかなぁと心待ちにしている、自称「行き遅れ」さんと思っている人です。が、なかなかどうして彫金に人生を掛けようという意気込みをひしと感じる人でもありました。

 合わせてとても謙虚でソフトな印象。よもや、アメリカ迄行って彫金を修得してくるようなパワーがどこに隠れているのかと思ってしまうような人でもあります。色々な面で頑張ってほしいなぁと思います。

 美紀  2004.6.23  ありがとうございました。。

 誕生日の歌、「ハッピーバースディ♪・・・」がこんなに素敵なメロディだったのかと昨日聴いて、改めて思いました。匿名?(おもうに同窓生の誰かかな?)のメールにオルゴールのようなこの曲が添付されていたのです。曲だけのプレゼント・・・なかなか粋なお人ではないかと思ったり、そんな人いたかなぁなんて思いを巡らしたり・・・。

 美紀  2004.6.22  Tさんからの誕生日のプレゼント?

飲茶の点心  ----チャ−シュ−パウ---

日本でいうチャ−シュ−マンでしょうか..でも味は全然ちがいます...チャ−シュ−は赤い蜂蜜を豚肉に塗った台湾スタイルチャ−シュ−です..日本ではじめてチャ−シュ−麺のチャ−シュ−を食べた時「赤くないし、しょっぱいよ〜」と台湾チャ−シュ−を懐かしがりました(;_;)

点心にもある粽.の追加の説明です。材料はもち米、鶏肉、椎茸などが竹の葉っぱに包まれ蒸したものです。卵が入ってるのが普通なのですが私は入ってないのが好きです。ときどき葉っぱに包まれてないのもありますが、葉っぱの香りがするこちらが本物です。(^−^)

先 言うのを忘れました。私が好きな点心の一つチョンファン..”腸粉”と呼ばれ、主に”ハ−チョン”、”ンガウヨッチョン”、”チャ−シュ−チョン”の三種類がありそれぞれにエビ、牛肉、チャ−シュ−が白いツルツルに包まれてます。冷めないうちに食べるのがミソ写真は”ハ−チョン(エビ)”です(^−^)

 実は、今日偶然にも横浜支部プチ同窓会(中学校の)が横浜で行なわれるのです。誘われたのですが、松坂屋の搬入があるので悲しいかな・・・パス。

 折しも今日は台湾の端午節(農歴5月5日)ということで台湾では手作りの粽を食べるそうです。3枚の写真はTさんから送られてきたもの(勿論メールで)。説明文も勿論Tさんが書いたものです。

 台湾へ行ったらこんな美味しそうな料理が食べられるんだろうなぁ。鶴岡の桃園(Tさんの親戚)の台湾料理は本当に美味しかった・・・思い出してしまいました。

 美紀  2004.6.20   もうすぐ・・・

 暑い・・・私の誕生日近くになると咲き始めるサボテンの花がもう萎んでしまっている。「主人」がサボテンをプレゼントしてくれて10年位経つのかな・・・私すっかり忘れてしまっていて臍曲げられた。

 「従姉の子のSちゃんからだったような・・・」「俺だってば」・・・今年は忘れられないような・・・期待してるぞ〜〜!

 美紀  2004.6.19  また一つ・・・新しい世界をみつけました・・・

 お天気も良い、ので銀座に行って来ました。堀内 薫さんの作品を観に、です。「旅の精」にため息を付き「宵待ち草 とあ〜ん」に見愡れてしまいました。「空中散歩」「秘密の手紙」・・・吸い込まれそうな世界・・・がありました。なんだか久々に緊張感の残る一日でした。

 美紀  2004.6.17  何年振りかなぁ・・・

  今日は、なんだか下の子が夕方から出掛けてしまって、取り残されたような?長男と私。「ガスト」に行こうか?と一番近くても歩いて10分程掛かる食べ物やさんへ2人で出掛けました。

 若い人がやけに多くて静かに食事をする雰囲気でなかったのは仕方がないと諦め、2人で黙々と「なんか話ない?」なんて話ながらの端っこのテーブルでの夕食と相なりました。・・・たまにはいいね。

 美紀  2004.6.16  お疲れ様でした。

 港南台高島屋での展示会も昨日で無事終わりました。来年も趣向を凝らしてまた同じメンバーで河口湖の作家とハーブフェスティバルを宣伝しよう等々、それぞれの思いが膨らみます。来年また彼等の作品、自分の作品がどんなふうに変わるのかが今から楽しみです。

 美紀  2004.6.15  ライチ

 台湾は今、ライチの収穫時期のようです。旬の時期は一ヶ月位だそうです。写真はライチの木。一昨日送られてきました。写真で見る限り実の付く様が線香花火の終わり頃の、今にも落ちそうで落ちない・・・そんな付き方にみえます。面白い付き方です。なんか思いっきり振り回してみたい気のする枝振りです。わあ〜〜〜〜!!!

 こんな事を書くと「どうしたの?大丈夫?」といわれそうですが・・・大丈夫です。(写真をクリックしてね)

 美紀  2004.6.14    

 写真は、サボテンの花です。「わぁ!すご〜い!」主人の話によると数年に一度しか咲かないのだそうです。

 うちの?いえいえこれは長崎から送られてきた写真。私達の仲人の奥さんが丹精込めて育てたサボテンです。彼女がパソコンを習い始めて数カ月、こうして写真を送る事が出来るようになったということなのです。早、先を超されてしまいました。

 どうも私は写真の取り入れがまだまだです。主人が「これを押すとデーターが消える」と言って脅かすので一人ではちょっと怖いのです。この日記に写真も絵もという日はまだまだ遠いようであります。

 美紀  2004.6.12  同窓会HPの掲示板

 先日の夕方、男の人からの電話。「・・・さんのお宅でしょうか?Mといいますが・・・」(ん?勧誘の電話か?)「・・・ハイそうですが?」「M(私の名)さんは・・・」(なんで私の名前を?私に何の勧誘だ?)「はい?あっK君?」そうでした!この声は同級生の声でありました。・・・勧誘の電話が続く弊害がまた起きてしまった。私の性格はかなり歪んでしまっているのではと誤解されてしまったかも。ただでさえ落ち込んでる日にますます落ちていく・・・。

 とはいえ中学校以来のK君からの2度目の電話。「誰からだ?」と追求する父親も今は亡く、例のごとく用件のみ。慌ただしくて御無沙汰の同窓会の掲示板の事。ハンドルネームで参加してるので、私が誰かな?という人がいるらしい・・・などなど。そうK君は「表の管理人」なのだそうです。

 同窓会のHPに辿り着くのに皆手間取っている様なのですが、それでも一人、二人と増えつつあります。一応ハンドルネーム参加の体ではありますが、内容によっては舞台裏のメール交換の有無も読み取れるので「知る人ぞ知る」という事でこれからも続いて行くのかもしれません。なかなか面白い展開になりそうな予感がします。

 美紀  2004.6.10  港南台高島屋

 初日の昨日、接客の合間?を縫ってメンバーの展示作品を鑑賞。なかなか大らかな品のある形と色使いのガラスの作品。練り込の高度な技術がさり気なく使われている実用度の高い見た目も涼し気な陶器。繊細で巧みな絵付の陶器。可愛い招き猫等々。一つ一つが丁寧に造られていてかつオリジナリティ溢れる作品の数々です。すごい人達です。

 美紀  2004.6.7  〜15(火)迄

 明日は明後日から始まる港南台高島屋での「河口湖クラフトマンの作品展」の搬入です。メンバーの質の高い作品を見る事もできるのでとても楽しみです。でも、例年より数日早い梅雨入り宣言。週間予報もあまり歓迎されるものではありません、が「当たらない天気予報」に期待はしているのです。

 美紀  2004.6.6  ところてんを頂く時節になりました

 ところてんの作り方。ポットによく洗った天草(50g)を入れ熱湯(1、8L)を注ぎ一晩置きます。翌日バットに移し替え、冷めれば出来上がり。電気釜だと保温状態で数時間で出来ます。でもポットの方が経済的かな。以上、先程ところてんを頂いた御近所のTさんのお話。

 美紀  2004.6.4  ボディスクラブ

 ということは、石鹸と同じという事かな。今日は髪を洗ってみよう。小さじ一杯くらいの量を多めのお湯で溶かしいつものように・・・ちょっとびっくりなのは、洗う時に使用する櫛の通りがスムーズ。それと櫛の汚れが今までと違ってきれいに取れてしまっている事。きっと髪の毛の汚れもこんなふうに落ちているのかな、と思いました。

 粘土のなかには髪の毛を黒く保つものもあるとかで、一本の白髪に「えっ」と思う事ももしかしたらずっとずっと後になるかも。なんて期待も膨らんでいきます。

 美紀  2004.6.3  若返りの粉

 ヒマラヤ産ピンクロックソルト、米国ワイオミング産モンモリロナイト、モンゴル産ナチュラルベーキングソーダ、ノルウェー産高級海草アスコフィラムノドサム。以上スペシャル(だそうです)な4種の原料少量を多めの水で溶いて顔に塗りすぐ水で何回も洗い落としてしまいます(私の場合)。それでもしっとりして乾くとすべすべです。時間が経ってもすべすべなので肌にあうようです。

 冬場はあかぎれに滲みて使えなかったのでそのままになっていたのですが、モンモリロナイトは汚れを落とす作用もあるらしいので今度は洗髪に使ってみようかと思っています。ということは、石鹸の代わりにもなるのかな?

 美紀  2004.6.2

 新宿高島屋で同じ時期に展示会をしていた置戸町の片岡さんという家具作家の方とお話をする機会がありました。とても丁寧な造りの家具を造る気さくなおじさん?(いや、私より10才だけ年上だから、お兄さんかな?でも色々な事を知っているので尊敬を込めて)です。先日メールが届いたのですが、ホームページも楽しくなかなか面白いなと思いました。ぜひ覗いてみてください。http://www.ki-na.com

 美紀  2004.6.1  また寒くなりました。炬燵片付けたのに・・・

 御近所のTさん宅の「ゆすら梅」が今年も沢山の赤い実を付け解禁となったのは一昨日の事。珍しく御近所の方々が4.5人集まって採って食べたり持参の袋に入れたりと、また話も弾み井戸端会議の要諦をも成している様は、久し振りの風景のような気がします。

 息子が小さかった頃、そういえば「食べてもいいの?」と目を輝かせて1つ2つと採って食べていたのが、今はすっかり大人ぶってしまって採りに行く様子も感じられない様は寂しくもあります。しとしとと雨の降る日は、なぜか昔に思いが飛んでいくようです。