10月の日記 

二人の気まぐれ日記(近況報告)

 美紀  2004.10.31  頭が「ぼぉ〜」

 昨夜、飲んで寝たのが2時半。頭が「ぼぉ〜」の状態で展示会場へ。4人展のメンバー、染色の椎野さんも、売れた作品の補充をすべく徹夜の仕事で、これも明け方4時半の就寝で半眼の状態で展示会場へ。「ぼぉ〜」と「ぼぉ〜」の会話は、緊張のたがが外れた状態になる。なんだか二人は浮いていた・・・ように見えたかもしれない。あはは。。

 お客様との会話も昨夜の「身内のような・・・」という話が頭に残っているせいか「ぼぉ〜」も手伝ってなんだか緊張もせずに話している自分に気づく。会話もなんだか楽しい。。

 遠いところから友達が来てくれたり、「本当」の身内も突然あらわれて・・・今日はなんだか良い日を実感。

 美紀  2004.10.30

 友達と御近所さんのk氏(木工芸家)と一緒に飲む。k氏が訥々と語る。「今回の展示会には色々な人が来てくれた。・・・もうなんていうのかな身内の様な感じなんだよ・・・。」

 20数年前、俳優のTさんが書いた本を思い出した。霊界にはいろいろな世界があって、たとえば絵が好きで絵を描く人たちばかりの世界、踊りが好きな人たちのグループ等々、気の合う人達が集まる世界があるという。記憶にはあまり自信がないのだが確かそんな内容だったと思う。そして、彼らは来世に向けて修行するのだ。

 若い時にはそんな世界が現実とは違うあっちの世界のように感じていた。自分と人との関わりが見えなかったのだ。

 でも最近なんだか、人と人との繋がりが少しなのだろうが見えるようになってきたのだろう、俳優Tさんの言っていた事が解るような気がするのだ。解ると言うより、それってあるかも・・・と言う感じ。前世と霊界と現世と霊界と来世となんだか出会うべくして出会う・・・今日はちょっと「難解な日記」・・・かな。

 美紀  2004.10.29  健康ボディタオル・・・ハダピカ

 同じフロアーで実演販売もやっているので時々威勢のいいおじさんの声が人だかりの山から漏れて聞こえてくる。「こうやって擦るとほら!・・・白くなったでしょう!シミも消えていくんだよ・・・私は76だけどね、76といったら老人臭がどうしても出てくるもんだが、わたしなんか毎日擦っているからすべすべだよ!臭いもない!・・・乾燥肌の人は石鹸を使わなくても十分油分、垢が落ちるんだ。」確かにお肌すべすべピカピカのおじさんだ。

 染め布の作家さんと陶器の作家さんと3人で切り分ければ、1枚1000円も高くないかもなんて思いながらふらふらと寄っていった。顔専用、ボディ用と色々なアイテムがある。ゴムの微粒子を布などに吸着させ乾燥させてあるらしい。石鹸もいらないようだし、ちょっとごわごわしたボディ用・・・買っちゃった!

 使い心地は・・・昨日購入したばかりなので1度きりの感想になるのだが・・・気持ちがいいなぁ・・・しばらく使ってみよう・・・と、思った。

 「昔、化粧品会社に売りに行ったことあるよ、こういうの。」と、主人。10年ほど前は使っている内に薄汚れてきたりという難点があって広まらなかったらしい。・・・でもこのタオルは大丈夫そうだ。

 美紀  2004.10.27  展示会始まりました!

 町田小田急7Fでの「森の作家4人展」の初日、朝起きたら「寒〜」という日ではありましたが、メンバーとしては初顔合わせの展示会・・いつものスペースの3倍ほどの会場にとても良い雰囲気を作り出すことが出来ました。

 小田急の社員の方々も皆好青年(年のせいかみんな若くみえてしまうのかもしれないけど〜)で、こちらの提案を良いと思った時点で快く受け入れて形にしてしまうところに感心したりもしてしまいます。

 地元での展示会ということで何年にもわたってのお客さんも増えて来つつあるのですが、何処かで私達のことを心配してくれているのかもしれないなぁと思う時もあって、なんだかそんな時には「頑張らなくっちゃ」という元気も生まれ、育ててくれているお客さんの存在がとても有り難く思えたりもします。

 メンバーの体調も良好!一週間良いお天気でありますように。。

 美紀  2004.10.26   

 自分の何気ない言動を評価してくれる人たちがいます。そんな人たちの優しい気持ちを感じるとき、私は育てられているのだなぁと気づくのです。 

 美紀  2004.10.25  被災地

 被災地でおばあさんが「孫の顔を見たら、腰が抜けてしまった・・・」と、そんな画像が写されていました。そんなお孫さんの表情と、彼におぶわれ彼の頭を撫でているおばあさんの姿になにか尊いものを感じました。

 美紀  2004.10.23  お出掛け報告

 地震が3回もあってなんだか怖かったなぁ。。

 今日は、新宿高島屋での小嶋伸 幸子夫妻の展示会(クリ工房日誌)を久しぶりにゆっくり鑑賞。しばし幸せな気分に浸る。。

 次に主人が昨日今日と展示販売していた東小金井のギャラリー「セレス」にて女傑オーナーさんにビールとワイン(おつまみ付き)をご馳走になる。トルコは「ヘレ家」の絹織りの絨毯も鑑賞。とても良い物を観せていただいた気がする。

 それから女傑オーナーさんと主人と3人で吉祥寺は「曼陀羅」で主人の甥っ子のロックコンサート鑑賞。青春真っ直中!であるな。。

 それから東小金井に戻って、いつもは限定でなかなか食べることが出来ないというと〜っても美味しいラーメン屋さんでと〜っても美味しい味噌ラーメンを3人で一緒に頂く。。

 ほぼ夜中近い帰宅にTVをつけたら、新潟が大変な事になっていた。。

 美紀  2004.10.22  作品

 夏のビーチの花ちゃん(うさぎさん)は、風に吹かれて・・・happy・・・さ。。

 美紀  2004.10.20  思い出

 小学2年の頃、校庭で夕方友達とドッジボールをした記憶がある。結構ボールを取るのが上手かった私。「すご〜い」と言われながら、時間が経っていった。日も暮れかかる頃、みんな当てられて私一人が残っていた。みんな家へ帰りたがっているのが手に取るように解るのだが・・・。ボールが当たってくれない・・・。当たりたいのだが、手がどうしても受け止めてしまうのだ。(どうして出来ちゃうの?)今思うに贅沢な悩みであったのだが、受け止める度に、今度は友達のため息が聞こえる。・・・辛かったな。・・・でも、誰と遊んでたんだっけ?

 美紀  2004.10.19  また台風・・

 発生件数は例年並みといっても、今年は殆どが上陸してしまっているらしい。秋雨前線と台風が重なるそうで、また被害が出なければよいのですが・・・。 秋明菊(しゅうめいぎく)の花が今の時期、品のよい姿を見せてくれています・・・。

 美紀  2004.10.17  また次回!

 昨夜は横浜で中学校の同窓生数人と飲み会。田舎から1人、東京の田舎から1人(私のこと)、他は横浜近辺に在住。と、お酒が大好きでそこそこに強いというメンバーの方々、学生時代も若干1名を除いて真面目そうに見えた面々。どんな展開になるかとちょっと緊張の体で行ってみて・・でも杞憂だったと顔をみてそう思った。

 クラスは違っても同窓生という繋がりでなんだか気を遣うこともなく和気藹々となれるのは不思議にも感じたけど、あの盛り上がりは料理が新鮮なのとお酒が美味しかったせいも絶対あるな。東京にいてこんな新鮮な魚介類が食べられるなんて思ってもみなかったので同窓生様々という感じであります。

 熊と至近距離10mで遭遇した話とか、あまりに面白い話に盛り上がりすぎてどなたかにご迷惑は?なんて少しは思いもしたけれど、無事終電にセーフ!・・・おとうさんお迎えご苦労であった・・・。

 美紀  2004.10.16  朝

 ウルトラ酷暑の次はいきなり晩秋か?なんて。我が家も根負けして炬燵を付ける。

 最近、同窓生のHPに医療費の高さに憤慨している書き込みがあったのだが、そのせいではないと思うのだが、今朝方夢を見た。主人の義理の姉が丁寧に付けてある家計簿をドンと私の目の前に山積みにしたのを私が覗き見ているのだ。学費がダントツ高い。彼女の子供は3人だから3倍だ。高いのは医療費だけじゃぁないなぁ。

 ・・・バブル時に軒並み上がって、この時代になってもそれを通してしまおうなんて、結果、なかば強引すぎる料金が庶民を苦しめている。世の中歪んできてるというのかなぁ。・・・なんてうつらうつら考えていたら、ピンポ〜ン・・・お爺ちゃん?・・・えっ8時半!・・・ん?学校?・・・土曜か・・・。

 美紀  2004.10.15  これが秋晴れ!

 と言うお天気でした。気分も最高!

 美紀  2004.10.14  生まれ変わり

 田口ランデイのエッセイの中に、よく当たる台湾の占い師とのやりとりがあるくだりがある。「あなたはもう生まれ変わる事はありません。あなたはもう上がりです。」「そう言われたって・・・」と彼女はいろいろと思いあぐねるのだけれども、やっぱり人間であることがこれで最後かと思うと、生まれ変わりを信じていたわけでは無いはずなのに、なんだか寂しいような語り口になって話は展開してゆくのだが・・・足下が崩れるような虚脱感におおわれてしまう・・・となる。

 生まれ変わり・・・か。TVの影響か、前世があるということは・・・なんて全く否定している訳でもない私。どこかで生まれ変わりを肯定していた自分に気づいた。と、もうこれで人間終わりなんて言われたら・・・やっぱり、彼女の思うように一期一会というか「どんな体験でも貴重」に思えてきそうな気はする。

 改めて我が身を振り返ってみよう・・・こんな未熟な人間、あと何回生まれ変わらなければならないのか?なんてね。でも「どんな体験でも貴重」に思えてくる生き方って・・・なんだかいいかもしれないな。

 美紀  2004.10.13  平凡な日

 御近所さんの埋め立てられた土地は5m程の高さのコンクリートの壁で支えられている。その壁は我が家の道路を挟んで東側に高くそびえ立っている。と、その繋ぎ目のところを埋めるように塗られていたコンクリートの幅20cm位の途中に一本横ひびが入って「く」の字に手前に5cm位折れ出ていた。その下にはシソの葉が自生していたので、そのシソの葉を採っていた(高いレタスの代わり)のだが、「く」の字が気になり、押したらまた平らになりそうだったのでちょっとぐっと押してみた。・・以外に脆い・・。どさっと、崩れてきた。せっかくの紫蘇の葉が下敷きになってしまった。あ〜〜。

 壁の持ち主さんに見に来てもらったり、留守宅の隣の犬が離れていたのを捕まえたり(餌で釣って・・慣れてないから結構大変だった)・・ちょっとした事件・・でもないか・・。

 美紀  2004.10.12  出番が多い

 台風一過の青空はなんて期待してたのに、今回はいつもとちょっと違う。台風一家(つい最近までこう書くのだと思っていた)も今回は疲れ気味?

 美紀  2004.10.10  記念日の特異日

 缶詰の日、目の愛護デー、世界精神保健デー、銭湯の日、まぐろの日、totoの日、ets。

 語呂合わせ型、歴史由来型、日付数字のかたち型、輸入型・・・以上、記念日の「いわく」。

 きょうび、体育の日は10月10日ではなくて「10月の第2月曜日」。10月10日は「体育の日」なんて言ってると、「古い」なんて言われてしまうのだろうか。。

 美紀  2004.10.9  今日は台風

 台風の「前宣伝」?テレビで関東直撃とか10数年振りの規模だとかなんだかご近所の事を思うと余計に不安にもなるのですが、いつの間にか雨も小降りになって、でもちょっと気疲れしたような感じ・・・。いや低気圧のせいかもしれないなぁ。気圧で体調が左右されることってあるのかな。と、甘んじてごろごろしたりして。こんな日は家の無い人達はどうしているのだろう。雨風凌げる家はホントに有り難い。

 美紀  2004.10.8  明日は台風

 台風22号は10年来の強さだそうです。と言われても何をどうしたらよいのか、鉢を片づけたり・・・くらいかな。。

 美紀  2004.10.7

 吉祥寺は陶芸作家原かおりさんの個展。彼女は造形作家というか毎回課題を考えて頑張って創っている・・らしい。今回の作品は建物と風景と車と人と犬と猫とボールが創る想像の世界。そしてそれは明かりも付くのですが、なんだかほのぼのとした暖かい世界にもなるのです。

 雨の降る街角、明日は・・晴れるかな、昨日の夢、夢を見たコーヒーカップ、日曜の午後は・・なんて言葉が浮かんでくるような世界がそこにはありました。静かな世界なのですがなんだかあっちでもこっちでも囁いている声が聞こえてきそうな世界なのです。

 「!・・豚、造ってみない?」なんて突然言われても・・でも可愛いかもしれないなぁ・・・。

 美紀  2004.10.6  優しい笑顔の委員長さん・・

 久しぶりの良い天気。主人と二人で奥沢、吉祥寺、東小金井とギャラリー巡り。途中新宿高島屋に寄って材料を仕入れ、物産展のような会場で「濡れ煎餅」をお土産用に買い求める。この「濡れ煎餅」なんだか美味しい。

 そういえば昔、駄菓子屋で学校帰りに買い求めた1枚5円の醤油煎餅・・・ちょっと湿気った食感・・・を思い出した。あ〜でも学活で「買い食いはいけないと思います。買い食いをした人、手を上げて!」なんて委員長に言われて・・目と目が合っちゃって・・思わず手を挙げてしまった事も・・・あったな。。

 美紀  2004.10.5  異常である・・

 夏がやっと過ぎたと思ったらこの寒さ。秋はどこ?実りの秋は?・・・熊も西表山猫も人里近くまで食べ物を探し求めてやってくる。これはもしかしたら大変な事なのかも・・・。

 美紀  2004.10.4  美味しい実がなる・・・

 フィジョアの苗木を去年4本いただいた。今年その4本が違う種類だと知って、去年ご近所さんに分けた種類の新芽をいただいて挿している。違う種類を交配すると美味しい実が出来るらしい。5〜6年掛かるのかな。この長雨で枯れそうだった挿し木も復活出来そうなのでほっと一息。明日もこの挿し木にはありがたい雨が降ります。

 美紀  2004.10.3  イチロー

 蚊も見えず 冷たき雨の 夕暮れは ・・・やっぱり寒い。でもイチロー選手凄いなぁ〜。小学校3年から父親と毎日7年間練習、中高の時も父親はフェンス越しに毎日4、5時間立って見ていたというから、この親有りてこの子有りというか、夜も一緒にバッティングセンターで練習したらしい。一緒に練習する事が二人にとってなにより楽しかったのだそうな。(我が子イチロー「溺愛」鈴木宜之著より)

 大人が下手に怒ったりして(一朗が)野球嫌いになってしまうようなことは避けたかった。それで少年野球の監督も引き受けたらしい。・・・「親父はいつでも僕を裏切らなかった」・・・親の鏡というのはこのような人の事をいうのだろう。

 美紀  2004.10.2  Tさん

 中秋節の日は台湾の長男の嫁Tさんはとてもとても忙しい(9/28)・・・のだろうと思っていたらメールが来ましたよ〜。

 彼女曰く、何年か前に長男を軽んじる義父母の言葉に反旗を翻し「長男の嫁の仕事」なるものから脱するべく修士を目指そうと思い立ってから「あんまり忙しくありません」というのです。それより大学の仕事の方が忙しくて今はそっちの方がなにより楽しいとか。

 彼女にはパワーがあふれています。「忙し過ぎる」から嫌になったと言うことではないようです。義父母の感謝の気持ちがあれば多分義父母が長男を軽んじることもなかったのかもしれませんし、なにより暖かく大事に接する事のできる人なのです。「ありがとう」の一言がほしかっただけなのかもしれません。

 でも今、彼女は実に生き生きとした日々を送っているようです。人生何がどうなるか解らないということかもしれません。それとお嫁さんがあと4人もいるそうなので安心して義父母を任せることが出来るのでしょうね。きっと。。Tさん、がんばって!